感想
主人公の鈴村里佳子は姉の理恵の誘いで、理恵の勤務する「エンゲージング」という会社にグラフィッカーとして就職します。しかしその会社はエロゲーと呼ばれる、いわゆるアダルトゲームの制作会社だったのです。
入社当時はグラフィッカーとしてはかなりの素人だったり、なことに関しての免疫がなかったりとを引っ張ってばかりいましたが、段々と着実に血肉にしていくところがいいなと思いました。グラフィッカーという言葉は造語かと思っていたのですが、調べたら実際にある職業なのですね。すごいです。
この作品のタイトルは「R18」なのですが、特になどのイラストは描かれていないので安心して読めます。気になるのが、私の友人もアニメの制作会社に勤めているのですが、具体的な日にちやスケジュールがすごくカツカツとしていて大変そうですが、こういったゲームにも締め切りがあると知って驚きました。いい加減な仕事が許されないような環境なのに期限提出やノルマがあって本当に大変だなと思います。
というか、自体やったことがないのでどのようなものか夫に聞いてみたら「オレはやってない」と的外れなことを言われたのでそれ以上聞き出せませんでした。でも読んでる上ではかなり苦労して制作しているようなので真剣にやらなきゃいけないんだなと思いました。真剣にやる人なんていないのでしょうけど。