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美味しんぼ18巻11話「究極の披露宴<前・中・後編>」感想&あらすじ・田畑の結婚相手である荒川精作はカメラマン…ネタバレ注意。


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一言感想

東西新聞社は究極のメニュー作りをしており、担当は文化部社員の山岡士郎と栗田ゆう子。またライバルの帝都新聞社は至高のメニューとして、陶芸家で自ら美食倶楽部も行っている海原雄山が担当している。海原雄山と山岡士郎は実の親子でありながら、憎んでいるというようにお互いに競っている。
今回はそんな対決の場所に山岡と栗田の同僚である田畑絹枝たちの披露宴が使われようとしていた。
まず雄山は大きなお重にそれぞれ新郎新婦が食べてきた家庭料理を入れてだしてきた。それは本当の意味での至高といえる披露宴料理だった。

後日に行う立場の山岡たちはそれ以上のものでなくては審査員によい印象は与えられない。
しかし山岡と栗田はある美術館を貸し切ってもらい、積み立ての野草などを新郎新婦自らが客に御馳走するという方法を用いて、引き分けになるのであった。

好きなところ。

田畑の結婚相手である荒川精作はカメラマンであるが、その師のカメラマン木曽友二が披露宴を嫌っており、出席を断る。父代わりのように思っていた師に出てもらえないのでは開く意味がないと考える二人に、ゆう子はある決心をする。
それは海原雄山に説得してもらうことだった。海原雄山の人脈は多岐にわたっていることに目を付けたのだが、逆に海原に試験をされてしまう。
ある意味、山岡の影にいただけのゆう子が一人で難題に立ち向かう。

好きなエピソード。

ゆう子の危機を聞いた山岡は急いで駆け付けて助言しようとする。しかし海原にはお見通しで邪魔されてしまうのだが、この頃からある図式は出来上がってきたのかもしれない。

  • 美味しんぼ(文庫本)18巻
  • 第11話 究極の披露宴 <前・中・後編>
  • 作:雁屋哲  画:花咲アキラ