ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

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小説

感想・書評『マツリカ・マハリタ:相沢沙呼著』ネタバレ注意「どS美少女と情けない少年のミステリー」(レビュー)。 #読書

「マツリカ・マハリタ」(相沢沙呼著)どS美少女と情けない少年のミステリー 廃墟のビルに住んでいる絶世の美少女にしてS体質のマツリカと、彼女にいいようにこき使われながらも、彼女のことが好きな高校2年生の〈僕〉柴山祐希がおりなす連作ミステリーです…

感想・書評『マザーズ:金原ひとみ』ネタバレ注意「結婚されてもうお子さんが2人もいらっしゃるんですね」(レビュー)。 #読書

マザーズ 金原ひとみ 彼女は変わった 金原ひとみの新境地だと感じました。蛇にピアスやアミービックを書いていた金原ひとみとは思えない落ち着いた文章でした。あの金原ひとみが結婚されてもうお子さんが2人もいらっしゃるんですね。信じられませんが、だか…

感想・書評『RED 島本理生』ネタバレ注意「作者さんご本人も結婚されて(しかも同じ方と二回)出産されていた様です」(レビュー)。 #読書

RED 島本理生 ナラタージュ以来の最高傑作 購入して三回読み直してしまいました。「ナラタージュ」を読んだ時はどことなく少女の部分が残ったさわやかな作品だと思っていましたが、この本は大人になった、女性になった、妻になった、母になった島本理生が詰…

感想・書評『人間の顔は食べづらい:白井智之』ネタバレ注意「動物に感染するウイルスが蔓延したことで、肉を食べることを避けるようになった世界が舞台」(レビュー)。 #読書

人間の顔は食べづらい 白井智之 最近、文庫化されていたので購入しました。文庫版は表紙カバーがややグロテスクで、人によっては手に取るのをためらってしまうかもしれませんが、手に取って中を読んでみると、想像以上にグロテスクです。

感想・書評『マツリカ*マトリョシカ:相沢沙呼著』ネタバレ注意「結論を言えば、前作を読んでいなくても十分に楽しめる作品でした」(レビュー)。 #読書

「マツリカ*マトリョシカ」相沢沙呼著(角川書店)、青春ミステリです シリーズものらしいのですが、私は第3作にあたるこの本をいきなり買いました。結論を言えば、前作を読んでいなくても十分に楽しめる作品でした。

感想・書評『サラバ!(上・下)西加奈子』ネタバレ注意「主人公は、歩(あゆむ)という男の子です」(レビュー)。 #読書

サラバ!(上・下)西加奈子(にしかなこ) 私は、本を読むのが好きで、とくに西加奈子さんの本が好きです。そして、ずっと読みたいと思っていたこの本を、やっと読むことができました。この、サラバという本は、とっても面白いです。主人公は、歩(あゆむ)…

感想・書評『レイニー・レイニー・ブルー:柄刀一・著』ネタバレ注意「主人公は下半身の不自由な、車いすの青年です」(レビュー)。 #読書

「レイニー・レイニー・ブルー」柄刀一・著 主人公は下半身の不自由な、車いすの青年です。自分で車いすを動かし、車にも乗り、実にアクティブです。

感想・書評『生き方:稲盛和夫』ネタバレ注意「大ベストセラーになった生き方です」(レビュー)。 #読書

生き方 稲盛和夫 素晴らしい。 稲盛和夫さんの大ベストセラーになった生き方です。 僕自身これを読む前までは、どこか自分の生き方がわからなくて、どうしたら良いんだろうと悩んでいました。

感想・書評『ぼくらは夜にしか会わなかった:作者・市川拓司』ネタバレ注意「短編小説集です。一冊の中に6つの話が書かれていて、どの話もとても素敵な物語」(レビュー)。 #読書

ぼくらは夜にしか会わなかった 作者市川拓司 優しい気持ちになれる小説 私が最近購入したおすすめの小説は、市川拓司(いちかわたくじ)の短編小説集です。一冊の中に6つの話が書かれていて、どの話もとても素敵な物語です。その中でも私が特に気に入っている…

感想・書評『明暗:夏目漱石』ネタバレ注意「未完に終わってしまったのが何とも惜しい大作です」(レビュー)。 #読書

『明暗』夏目漱石:未完に終わってしまったのが何とも惜しい大作です。 今年(2017年)が夏目漱石生誕150年にあたることもあって、書店で漱石特集のコーナーを見かけ、つい買ってしまいました。夏目漱石の小説のうち、『三四郎』とか『道草』などもなんとも…

感想・書評『あなたには帰る家がある・著者:山本文緒』ネタバレ注意「2組の家庭のW不倫小説です」(レビュー)。 #読書

あなたには帰る家がある【著者:山本 文緒】 2組の家庭のW不倫小説です。 1組の家族(佐藤家)は、夫は不動産会社の営業マン、妻は専業主婦。

感想・書評『ぼくの死体をよろしくたのむ:川上弘美・著』ネタバレ注意「18作からなる短編集で、一つが短いのでちょっとした時間を使って楽しむ」(レビュー)。 #読書

「ぼくの死体をよろしくたのむ」 川上弘美・著 「センセイの鞄」や「蛇を踏む」などを読んで一時期川上弘美さんにハマっていたのですが、ここ10年ほど疎遠になっていました。久々に新刊を見つけ、気になって手に取ってみた一冊です。 18作からなる短編集で、…

感想・書評『夜行観覧車:湊かなえ・著』ネタバレ注意「高級収宅地のエリート家族の中で起きた殺人事件の話です」(レビュー)。 #読書

「夜行観覧車」 湊かなえ・著 父親が被害者で、母親が加害者。残された子供たちは・・ 高級収宅地のエリート家族の中で起きた殺人事件の話です。残された子供たちは、これからどうしていくのでしょうか。

芳山和子という人物の物語(アニメ版では主人公の叔母として登場している)感想・書評『時をかける少女:筒井康隆』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

時をかける少女 筒井康隆 今更ながら時かけの原作を読んで見ました!涙が止まらない。 細田守監督のアニメ映画、『時をかける少女』を観て原作の時をかける少女を読みたいと思い買ってみました。著者:筒井康隆の時をかける少女は一巻完結で一冊まるまる時を…

感想・書評『オムライス日和BAR追分:伊吹有喜著』ネタバレ注意「ねこみち横丁で起こるほっとするストーリー」(レビュー)。 #読書

オムライス日和BAR追分 伊吹有喜著 ねこみち横丁で起こるほっとするストーリー BAR追分の第二弾小説です。一作がとてもよかったので2作目(オムライス日和)を読みました。 四話になっており、一話は猫の恩返しで、ねこみち横丁で共同で飼っている3匹の猫に…

感想・書評『恋する寄生虫:三秋縋』ネタバレ注意「物語は、ある理由で失業している高坂賢吾という青年が不登校の佐薙聖(さなぎひじり)と」(レビュー)。 #読書

「恋する寄生虫」三秋縋:ただの恋愛小説かと思いきや… 「恋する寄生虫」というタイトルを書店で初めて見た時私は「アニサキスとかギョウ虫とかが恋する話なんて誰が読むんだ?」と思い、タイトルのインパクトとこの本の作者である三秋縋(みあきすがる)氏…

感想・書評『流鶯:吉原裏同心シリーズ 二十五巻 佐伯泰英・著』ネタバレ注意「本作には、女性の「裏同心」の希望者が現れます」(レビュー)。 #読書

「流鶯」 吉原裏同心シリーズ 二十五巻 佐伯泰英・著 佐伯泰英の人気シリーズ「吉原裏同心」の最新刊です。吉原での裏同心の活躍が描かれています。 本作には、女性の「裏同心」の希望者が現れます。なかなかの剣の使い手なので、とりあえず見習のような形で…

感想・書評『パンドラ'sボックス:北森鴻』ネタバレ注意「エッセイを間に挟んで、いろいろな種類の作品を掲載しています」(レビュー)。 #読書

「パンドラ'sボックス」 北森鴻 残念なことに、北森鴻は2010年に48歳で亡くなってしまいました。 東京創元社主催の文学新人賞「鮎川哲也賞」を、デビュー作「狂乱廿四孝」で受賞しました。それ以降、骨董や、民俗学の知識を生かした、ミステリーをたく…

感想・書評『糸車:宇江佐真理・著』ネタバレ注意「江戸の藩邸で夫が殺され、息子が行方不明になってしまった主人公」(レビュー)。 #読書

「糸車」 宇江佐真理・著 大人の秘めた恋物語 江戸の藩邸で夫が殺され、息子が行方不明になってしまった主人公。江戸に暮らして、息子の行方を探し、なぜ夫が殺されなければならなかったのかを探りたいと思います。

感想・書評『森見登美彦:有頂天家族 二代目の帰朝』ネタバレ注意「でたらめな展開をしても「狸(と天狗)だからな……」と許してしまう」(レビュー)。 #読書

森見登美彦『有頂天家族 二代目の帰朝』 ドンパチ感が楽しかった 友人がはまっていたので買った本です。アニメ化もされたそうで。 一巻に引き続きはちゃめちゃな展開が続いているんですが、どんなにでたらめな展開をしても「狸(と天狗)だからな……」と許し…

感想・書評『残穢 〜住んではいけない部屋:小野不由美』ネタバレ注意「映画を観た後、原作小説があると知り、この本を手に取った」(レビュー)。 #読書

残穢 〜住んではいけない部屋〜 映画にもなった小野不由美さんの残穢。私は映画を観た後、原作小説があると知り、この本を手に取った。というのも、映画だと次々と発覚していく出来事に対して、自分の中で消化出来ないまま物語が進んてしまった為、もう一度…

感想・書評『オルファクトグラム:井上夢人・著』ネタバレ注意「姉が襲われているところに行きあって、瀕死の重傷を負わされてしまった主人公」(レビュー)。 #読書

「オルファクトグラム」 井上夢人・著 「僕の鼻は、イヌの鼻!?」 残虐な殺人事件が続きます。ちょうど姉が襲われているところに行きあって、瀕死の重傷を負わされてしまった主人公。

感想・書評『果鋭:黒川博行』ネタバレ注意「元マル暴刑事二人の堀内と伊達がパチンコ業界の裏の実態にせまり、暴れまくる」(レビュー)。 #読書

果鋭 黒川博行さんのお得意の大阪ものです ご存知、黒川産の大阪のヤクザ屋警察ものです。

感想・書評『スマホを落としただけなのに:志駕晃』ネタバレ注意「2017年のこのミス大賞隠し球ということで、興味をもち手にとりました」(レビュー)。 #読書

スマホを落としただけなのに 志駕晃 2017年のこのミス大賞隠し球ということで、興味をもち手にとりました。題名の通り、スマホを落としただけなのに!そこから繰り広げられる事件に徐々に巻き込まれていく様子は、とてもスピード感があり終始ハラハラしなが…

感想・書評『三鬼:宮部みゆき』ネタバレ注意「あの百物語の続編と言うかな、何はともあれ三島屋の黒白の迄語られる」(レビュー)。 #読書

三鬼 宮部みゆき 日本経済新聞出版社 を読んで 久しぶりに読みました、宮部みゆきの新刊です。あの百物語の続編と言うかな、何はともあれ三島屋の黒白の迄語られる、「聞いて聞きすて、語って語りすて」のあの、現実離れしたおどろおどろしい異界からの物語。

直筆原稿を、そのまま新書にする斬新な企画によって生まれた…感想・書評『直筆で読む「坊っちゃん」:夏目漱石』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

漱石自筆が新書に!:『直筆で読む「坊っちゃん」』(夏目漱石) 夏目漱石の代表作『坊っちゃん』の直筆原稿を、そのまま新書にする斬新な企画によって生まれたのが、この1冊。パッと見ると今の文字ではなく、全てくずし字で書かれており、これは歯が立たないと…

感想・書評『ロボット・イン・ザ・ガーデン/デボラ・インストール』ネタバレ注意「壊れたロボットと男が世界を旅する」(レビュー)。 #読書

ロボット・イン・ザ・ガーデン /デボラ・インストール /壊れたロボットと男が世界を旅する 最近ロボットに関心を持っていたので、この本が書店で積み上げられていたのを見て購入しました。離婚寸前の夫婦の家の庭に突然おんぼろのロボットが出現するところ…

感想・書評『貘の檻:道尾秀介』ネタバレ注意「自分が父になったときに、息子にどう接してよいのかわからない主人公」(レビュー)。 #読書

「獏の檻」道尾秀介・著 長編ミステリー 田舎で育ち父親との関係が希薄だったので、自分が父になったときに、息子にどう接してよいのかわからない主人公です。幼い時の忘れたい記憶にずっと追い詰められていて、人間関係がうまく結べない主人公です。

アニメ映画化のニュースで知り、山本周五郎賞受賞作だということで興味を持ち手に取ってみました:感想・書評『夜は短し歩けよ乙女:森見登美彦・著』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦・著 森見登美彦さんの作品を読んだのは、これが初めてです。アニメ映画化のニュースで知り、山本周五郎賞受賞作だということで興味を持ち手に取ってみました。

母の再婚相手の男は自分勝手に母や妹に手を出します…感想・書評『青の炎:貴志祐介』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

青い炎(貴志祐介)許せない大人って本当にいるんだな。 私が最近購入をし、皆様にオススメしたい本が貴志祐介さんの著者である青い炎です。家に入り浸っている母の再婚相手の男は自分勝手に母や妹に手を出します。そんな環境を打破するためにも男子高校生で…