ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

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読書感想

「魔力の胎動」 東野圭吾・著 「ラプラスの魔女」前日譚・ネタバレ注意「短編集です」(レビュー)。 #読書

自然現象を言い当てる不思議な能力を持った少女、円華を描いた「ラプラスの魔女」の前日譚としてまとめられた短編集です。

女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび 古内一絵・ネタバレ注意「昼間は、ダンスファッション専門店シャールとして」(レビュー)。 #読書

とある街の路地裏に。 マカン・マランはひっそりと営業している。 昼間は、ダンスファッション専門店シャールとして。 夜は、お針子仲間たちのまかないを作るマカン・マランとして。

嘘を愛する女 岡部えつ 一気に読んじゃいました。ネタバレ注意「主人公の由加利が、婚約者に騙された話かと予想」(レビュー)。 #読書

桔平の正体が知りたくて、どんな過去を抱えてるのか、知りたくて、知りたくて。一気に読むつもりはなかったのに、いつのまにか最後まで読んでいました。最初は主人公の由加利が、婚約者に騙された話かと予想していました。どんなひどい男なのかと憤慨しつつ…

入れ替わりのストーリーなどと昔からありますが「小説 君の名は。」新海誠 大ヒット長編アニメ映画の小説版、さくさくページが進みます!ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

「君の名は。」とは、2016年夏に公開されて大ヒットした長編アニメ映画です。映画を観た方にもまだの方にもおすすめしたいです。小説は文字の大きさがちょうどよく、特に難しい表現もないので最初から最後まで一気に読むことができました。

「むかし僕が死んだ家」 東野圭吾・ネタバレ注意「主人公が同窓会で元カノに再会」(レビュー)。 #読書

主人公が同窓会で元カノに再会し、その後彼女-倉橋沙也加の悩みと頼みを聞き、主人公はあまり気が乗らないまま、彼女の亡くなった父が娘に嘘をついてまで定期的に通っていた別荘に向かうところから始まる。

「三ツ星商事グルメ課のおいしい仕事」 百波秋丸・著・ネタバレ注意「グループリソースメンテナンス課」(レビュー)。 #読書

著者は「電撃小説大賞」で見いだされ、2012年にデビューした新進の作家です。 「グルメ課」とは「グループリソースメンテナンス課」を、略した言い方ですが、どうも会社の経費で、あちこち食べ歩いて浪費しているだけのではないかとの疑惑を持たれて、経…

「老後破産 長寿という悪夢」 NHKスペシャル取材班・ネタバレ注意「ぎりぎりの綱渡り状況の一端が崩れたら」(レビュー)。 #読書

超高齢化社会を迎えた日本で、急増する「老後破産」の過酷な現実を描いたノンフィクションです。 さぁ、自分は、我が家は、大丈夫だろうか?まだ現役で働いている人たちに、ぜひ読んでほしい本です。もうリタイア暮らしになっている人にも、お勧めします。ま…

赤ヘル1975 重松清 広島カープの奇跡と友情の軌跡が熱い!ネタバレ注意「リーグ初優勝と、ペナントレース中の『軌跡』です」(レビュー)。 #読書

近年熱く燃える広島東洋カープ。この本で軸になっているのが、1975年の『奇跡』のリーグ初優勝と、ペナントレース中の『軌跡』です。そこに中学生男子3人が巡り逢った人生の『奇跡』と、友情の『軌跡』がからめられていく展開に、その時代に自分も一緒に生き…

iPhone10周年完全図鑑(flick!編集部)ネタバレ注意「工業製品として興味がある」(レビュー)。 #読書

iPhoneを使っている人は多いだろうけれど、iPhoneの分解をした経験のある人はそんなにはいないのではないでしょうか。この本では、iPhoneが誕生してから10周年の記念ということで、これまでに発売されてきたiPhoneのほぼ全てのモデルが子細に分解されている…

少女地獄 夢野久作傑作集(作者:夢野久作):名前しか知らなかった文豪の作品を初めて読んでみて。ネタバレ注意「入門書として紹介されていたこの傑作選でした」(レビュー)。 #読書

恥ずかしながらあまり本を読む人間ではなく、夢野久作という有名な小説家の名前を知ったのも、暇つぶしに読める本をネット上で探していた時のことでした。

「syunkonカフェ雑記 クリームシチュウはごはんに合うか否かなど」 山本ゆり・著・ネタバレ注意「人気ブロガーの方なのだそうです」(レビュー)。 #読書

普段は必要最低限しかSNSは使わないし人のブログもまったく見ないので知らなかったのですが、山本ゆりさんは人気ブロガーの方なのだそうです。作家の宮下奈都さんがエッセイの中で、人にすすめられるまま読んでみたら予想以上に面白かったと書いておられ…

バラ色の人生 浜崎容子(アーバンギャルド)ネタバレ注意「過去のいじめやトラウマ、思い出話を中心に書き綴っている」(レビュー)。 #読書

バラ色の人生は、ルーフトップで月に一回更新されているコラムが書籍化されたもの。 アーバンギャルドというバンドのボーカル、浜崎容子が過去のいじめやトラウマ、思い出話を中心に書き綴っている。

ドキュメント 憲法を奪回する人びと/田中伸尚 著・ネタバレ注意「内容は、憲法にまつわる人権侵害等を受けた当事者の方が」(レビュー)。 #読書

最近、国会中継などもよく見ていて自分の中で政治について関心が高まっているということもあって、タイトルが気になったので手に取った本です。

昭和のくらし博物館(小泉和子著)昭和にタイムスリップできる一冊。ネタバレ注意「表紙は、何ともレトロな雰囲気で、窓際に昔のミシンが存在感」(レビュー)。 #読書

最近読んだ書籍は、「昭和のくらし博物館(小泉和子著)」です。 ここ最近、一昔前の昭和の懐かしい生活の模様や、台所用品、季節の手料理に興味関心を持つようになり、この本を手に取りました。

船戸与一さんが書いた「おろしや間諜伝説」 を読みました。ネタバレ注意「ゴルゴ13の出生の秘密に迫る日本の公安警察」(レビュー)。 #読書

さいとうたかおさんの作品で有名な、国際的なスナイパーである、ゴルゴ13の出生の秘密に迫る日本の公安警察であり、また外事警察失敗の連続の物語です。

イニシエーションラブ 乾くるみ 二度読み必須!ネタバレ注意「AサイドとBサイドの2部から構成される」(レビュー)。 #読書

イニシエーションラブはAサイドとBサイドの2部から構成される、「たっくん」と「マユ」の恋愛小説。合コンで出会い、徐々にじれったいながらも二人は距離を縮めていくところは多くの人が共感できるのではないでしょうか。私はそうでした(笑)。やがて互いの気…

キリスト教徒だということを知って、興味を持ちました。「海と毒薬」遠藤周作 戦時中にこんなことが・・・ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

遠藤周作さんがキリスト教徒だということを知って、興味を持ちました。この方の作品を色々と読みましたがつい最近、読んだもので1番衝撃的だったのが「海と毒薬」でした。この作品は実話に基づいているとのことで実際にこんなことが戦時中に行われていたと…

感想・書評・ふじいまさこ ママは悪くない!子育ては“科学の知恵”でラクになる・ネタバレ注意「ネットで一部公開されていた内容が面白くて、これから出産する前に読んでおきたい」(レビュー)。 #読書

ネットで一部公開されていた内容が面白くて、これから出産する前に読んでおきたいと思い購入しました。

感想・書評・大沢在昌の闇先案内人 文芸春秋社・ネタバレ注意「創作に8年のかけたと言うだけあって、初めから本の世界にひきずりられっぱなし」(レビュー)。 #読書

いやーまいったまいった,この本はすごい,創作に8年のかけたと言うだけあって、初めから本の世界にひきずりられっぱなしでした。

感想・書評・大沢在昌「ブラックチェンバー」ネタバレ注意「日本のヤクザやロシアのマフィアと争うそういった物語」(レビュー)。 #読書

久しぶりに大沢さんのブラックチェンバーを買いました。 大沢さんは新宿鮫で有名になって、新宿鮫シリーズやいろんな魔女シリーズなども 書いている僕の好きな作家の一人です。

感想・書評・少女パレアナ エレナ・ホグマン・ポーター 人生の教訓になった一冊です・ネタバレ注意「どんなに辛く悲しいことも、何でも喜ぶというゲーム」(レビュー)。 #読書

孤児になった11歳の少女パレアナは、子供嫌いで気難しい叔母に引き取られ、大きく立派な屋敷で生活を始めます。貧しい生活をしていたパレアナは、初めて目にする立派な家具や高級な絨毯などに感激し、屋敷での生活に期待を膨らませていました。

感想・書評・あなたのいない記憶 辻堂ゆめ 宝島社・ネタバレ注意「心理学の観点から真相を突き止めていこうと主人公」(レビュー)。 #読書

あらすじと作者の名前だけで購入した小説でしたが、満足度の高い素敵な作品でした。主人公とその幼馴染が大学で再開し、昔の話をするのですが、二人の記憶がどこかかみ合わない。

感想・書評・本タイトル】「不良品」既製品じゃない!【著者】宇梶剛士。〜約2千人を束ねたボスだった過去の日常〜ネタバレ注意「ブラックエンペラーという暴走族の頂点にたどり着いた由縁」(レビュー)。 #読書

図書館で、ひときわインパクトがあるタイトルだったので、借りました。表紙は真っ白なワイシャツに身を包み、素っぴんの、現在俳優で活躍されている「宇梶剛士」さんが載ってます。 彼の過去は、バラエティー番組で少々知識がありましたが、書籍化されている…

感想・書評「小泉放談」小泉今日子・著 25名の人生の先輩女性との対談集・ネタバレ注意「50代になったら人生を考えようと決めていたとのこと」(レビュー)。 #読書

小泉今日子さんと言えばアイドルのイメージがいまだ強いですが、もう50代になられているということに驚いてしまいます。50代になったら人生を考えようと決めていたとのこと。それなのにちょっぴりしか叶えられていないという著者が、人生の先輩である25名の…

感想・書評「指先からソーダ」 山崎ナオコーラ・著・ネタバレ注意「初エッセイ集です」(レビュー)。 #読書

8年ほど前に出版された、山崎ナオコーラさんの初エッセイ集です。 最近のエッセイを読んでからこの本を手に取ったので、若い頃は今よりもややとがっていたんだなと感じました。当時はまだ20代で独身だったという状況を考えれば当然なのかもしれませんが、で…

感想・書評「かがみの孤城」 辻村深月・著・ネタバレ注意「2018年の本屋大賞に選ばれ話題となった作品」(レビュー)。 #読書

2018年の本屋大賞に選ばれ話題となった作品です。ミステリー作家というイメージの強い辻村深月さんですが、これはファンタジー要素の強い物語でした。

感想・書評「緑の庭で寝ころんで」 宮下奈都・著・ネタバレ注意「ファンケルの情報誌でたまたま掲載されていた「育児ときれい」」(レビュー)。 #読書

「羊と鋼の森」で本屋大賞を受賞し、一気に知名度を上げた宮下奈都さんのエッセイ集です。 この本にも収録されていますが、化粧品会社ファンケルの情報誌でたまたま掲載されていた「育児ときれい」を何気なく読み、予期せず涙がドバドバと出てしまい、そんな…

感想・書評【雨と詩人と落花と】葉室麟 歴史小説です。ネタバレ注意「天領の豊後肥田、私塾咸宜園の塾主である広瀬旭荘は二度目の妻・松子との日々」(レビュー)。 #読書

昨年 逝去された 葉室麟先生の新刊です。 作家のふるさとが、舞台。

感想・書評「お伊勢ものがたり 親子三代道中記」 梶よう子・著・ネタバレ注意「江戸から伊勢へ百十四里の旅をした、祖母・母・孫娘」(レビュー)。 #読書

女性が旅をすることが、とても珍しかった時代に、江戸から伊勢へ百十四里の旅をした、祖母・母・孫娘の女性3人の道中記です。 お伊勢参りなので、今でいうツアーコンダクターのような「御師」が同行します。が・・全く初めての新米の「御師」なのです。

感想・書評・恋するシロクマ(4)ころも クスッと笑って気付くと号泣しています。ネタバレ注意「捕食者と被食者、しかもオス同士の恋」(レビュー)。 #読書

シロクマ(♂)が、アザラシ(♂)に一目ぼれ。 捕食者と被食者、しかもオス同士の恋がうまくいくはずもなく。 でも絶対にあきらめず一途な愛を貫くシロクマに、少しずつ少しずつ心を開き、いつしか友情さえ感じてしまうアザラシ。